”成人における虚血性脳血管疾患および精神疾患に見られる頭蓋骨形状の異常” (2021/9/2、日本)
◆生まれた年代と頭の形の傾向↓

※年代によって「頭の形」に違いがありました。
1950年以前に生まれた人は、後頭部が平ら(部分的に平たい、狭義の絶壁)になっている人が多く、
1950年以降生まれの人では、頭が全体的に丸く、前後が短くなる傾向(短頭)が見られました。
これは、赤ちゃんの寝かせ方や寝具(布団やベッド)の変化が関係していると考えられています。
◆各種疾患と頭の形

🔷【1. 頭部外傷の人たち(比較の基準)】
年代によって「頭の形」に違いがありました。
1950年以前に生まれた人は、**後頭部が平ら(いわゆる絶壁)**になっている人が多く、
1950年以降生まれの人では、頭が全体的に丸く、前後が短くなる傾向が見られました。
これは、赤ちゃんの寝かせ方や寝具(布団やベッド)の変化が関係していると考えられています。
🔷【2. もやもや病】
頭の左右のバランスが崩れている人が多く(斜めになっている)
前の方の頭(おでこのあたり)が特に厚くなりやすい
後ろの頭が平らになる(絶壁)の傾向もあります
🔎 成長期の血の流れが悪くなると、頭の骨の育ち方にも影響が出ると考えられています。
🔷【3. 内頸動脈狭窄症(頸の血管が細くなる病気)・うつ病】
後頭部がしっかり張り出していて、絶壁ではありません
後頭部の骨が厚くなる傾向があります
🔎 脳への血の流れが減ることで、骨に向かう血の流れが増えて、頭の後ろが大きくなるのではないかと考えられています。
🔷【4. 統合失調症】
頭の前後が短くて、丸くコンパクトな形(短頭)になっている傾向があります。
左右のバランス(斜め)はあまり見られません
頭の前と後ろの骨が両方とも厚くなる傾向があります
🔎 脳の血のめぐりが少なくなっていることと、頭のかたちや厚みの変化が関係しているかもしれません。
🔷【5. 不安症(不安が強い状態)】
はっきりとした頭の形の特徴は見られていません。
頭の骨が少し厚くなる傾向があるという報告があります。